恵の雪と非情の雪

今朝、私の住む地方はうっすらと雪が積もりました。

北陸地方は大雪警報が出ています、被災地の皆さんには非情の雪ですね。

雪の重みが家を傷めつけ、捜索を難航させ、道路を通りにくくし、山崩れを誘発する。

被害が広がらない事を祈るばかりです。

四季が豊かな日本では冬に降る雪がスキー場などの観光地はもちろん、山や田畑に積もることで

夏の田んぼの水と同様にダムとなって水の確保に一役買っています。

雪が積もることによって保温になるので地中が深くまで凍りつくのを防いでくれます。

雪が覆ってくれることで地表の土が飛ぶことを防いでくれます。

ゴルフ場の芝の根が凍ることを防いでくれるそうです。

ゆっくり溶けていくことで、地中に水が染みこんで豊かな実りにつながります。

町に住んでいると雪は邪魔者でしかありませんが、農家の人と話をして、必要なものなのだと

改めて自覚しました。